映画 サバイバルファミリー


f:id:zunda39:20200105104217j:image
邦画見ておくべきランキングベスト5に入っていたので見てみた。

ある日突然東京全体で停電になり、一週間たっても状況は改善されず、ついに家族は祖父のいる、鹿児島に避難することを決意する。

当初は羽田空港まで自転車でいき、搭乗するという計画だったが、飛行機が飛ばず、結局自転車で鹿児島まで行くこととなる。

様々な困難を共に乗り越えることで、子供たちはたくましくなっていき、普段は頼りなかった父を見直すようになる。

困難な状況でこそその人の真価が問われるとはまさにこのようなことだ。養豚場のおじさんにこのままここで暮らしてもいいといわれたのにも関わらず、たった一人で暮らす祖父のために鹿児島を目指すという決断を下す父がとてもかっこよかった。

 

被災経験のある身として、最も共感したのは、夜空の星がとてもきれいに見えたシーンである。お風呂入れない、寒い、お腹すいたという状況下でも、悪いことばかりではないと思わせてくれた。(ちなみに我が家は震災一日目の夕食はいくらおにぎりでした。冷蔵庫にたまたま入っており、腐るといけないからと普段にはありえないくらい大盤振る舞いでした。)

そして幸いなことに、一週間ほどで電気が復旧したことと物流がストップすることはほぼなかったため、映画ほどの食糧難にはならなかった。

 

しかし、このような災害や、パンデミックが起きると死闘になるのだ。少し寒気がした。

 

生き抜くには、先人の知恵と頼れるパートナーの獲得ですかね。