映画 ボクの妻と結婚してください


f:id:zunda39:20200117212404j:image

んーーー、て感じだ。

正直吉田羊と織田裕二の演技もあまりしっくりこなかった。

余命半年しかない中で、よく残された家族との時間よりも、自分のいない未来の時間を優先にして考えられるなぁと思った。

さらに、妻には病気のことを告げず、不倫を見せつけ離婚に持ち込み、結婚相談所で見つけたお見合い相手と結婚させるなんて、普通ならありえない。

いくら放送作家ゆえの、司会者が変わっても続く番組のように、家族も続いていってほしいという願いだとはいえ。

少し陳腐に感じるのは、こういった点が明らかに現実離れしているからだろうか。

そんな中で最も印象に残ったのは、修司が仕事中につぶやく、[僕の時間、もうそんなにないのになぁ]の一言である。余命を宣告された人はそんな気持ちで、日々大切な時間を生きているのだと思った。

まだ若いから時間は無限にあるように感じてしまうけれど、その時々の出会いを大切に思い、心豊かに生きていきたい。