映画 泣く子はいねえが

仲野太賀が主演を務めた映画。
太賀さんの演技が見たくて近所の映画館のレイトショーで鑑賞。　

印象的だったシーン

①車の中の二人の会話
東京に行ったら忘れられるかなと思ったけど、やっぱり忘れられなかったというたすくに対して、
もう君とは無理ときっぱりと別れを告げる琴音。
儚げでも、娘の凪を育て上げるために会わないことを決意する琴音の表情がリアルだった。
斜め後ろから撮っていたからか、表情全体がわからず、目には穏やか白波が映っていて、潤んでるようにも見えるところがまた視聴者の想像を膨らませていたと思う。

②バイト先で知り合った女子大学生からの色じかけに乗っかりそうで踏みとどまる演技がうますぎる！！
女子大学生に押し倒され、キスされそうになったときに俺、娘いるから！の蚊の泣くような声、弱々しさが表現されていた！！

③運動会と書かれたビデオテープが本当は父親が隠し持っていたエロビデオだったこと、それを兄弟二人で爆笑するシーン。
全裸事件をきっかけにしばらく仲違いしていた二人だったが、亡き父の遺したビデオによって緊張の糸が切れた。