映画 舟を編む


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とある出版社で辞書を出すという話。

平坦な映画ではあったが、感動した。

 

15年という歳月を経て一つのことをなし得るとは、こんなにも大変で、自分の人生を全肯定できる、かけがえのないことなのだと思った。

途方もない仕事とわかっていても、俄然やる気を出し、ひたむきに打ち込むまじめの姿と、まじめに協力する人々は本当にかっこよかった。と同時に、自分にもそんな仕事ができるのだろうかと少し不安にもなった。。。

 

 

 

最初はなかなか職場の人たちとコミュニケーションがうまくとれずなやむ。今までもコミュ力不足に悩んではいたが、そこまで問題視していなかった。しかし、今回ばかりは違う。大航海を作り上げるには、一人ではできないということが分かったのだ。作るには多くの人とコミュニケーションを取る必要があると気づき、落胆する。

そんなとき下宿先のおばさんがかけてくれた言葉がとても素敵だった。辞書づくりってのは言葉を扱う仕事なんだからそれを使わないと。頑張ってしゃべらないと。

もうやるしかないんだと思わせてくれる、優しい後押しがあるってなんかいいな。

さらに、自分にあう仕事が若いうちに見つかったなら、あとはもう続けるだけ。若いうちに出会えたなんてラッキーよ。という言葉も。

私も自分の強みを活かせる仕事はもう見つかっている。大変なことはこれからも沢山待ち受けているだろうけど、あとはもう続けるだけなのだろう。試行錯誤を繰り返し、とにかく継続していこう。

不安はあるが、絶対に過去の自分よりは、確実に変わっていると信じて!!