ドラマ いつかこの恋を思い出してきっとないてしまう


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この話は単なる切ない恋愛物語ではない。

社会的弱者とされる人たちの、辛い生活の中で見出す小さな喜びを集めた話である。

 

特に印象的だったのは、引っ越し屋さんが音のケータイに入れた留守番メッセージ。社会に希望を見いだせなくても、一人ひとりにはちゃんとある。ってところ。

 

最初は真面目に正しく仕事と向き合っているのに、変えられない理不尽な仕打ちにばかりあってしまう二人。互いに擦れてしまって、自暴自棄になりそうなときには、互いが支えとなってなんとか闇に飲まれないように、踏みとどまらせてくれていた。

 

これを見て思うのは、社会的地位が低く、給料の低い人たちには勿論いい人間であってほしいということ。悪いことしても、状況は決して良くはならない。もっと欲を言うと、彼らを雇用するトップに立つ人たちが彼らを使い捨ての駒と思わず、大事な仕事仲間であると捉え、職場の環境などを整えていくこと。

そうでないと犯罪事件は増えていく一方だと思う。犯罪をしたくてしている人はそんなにいない気がする、、